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京都に来たら、本物の京菓子を買って帰ろう!〜おすすめの京菓子3つ

 

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世界遺産 清水寺

京都にはまだまだ、観光ズレしていない美味しいものがたくさんある!

京都へ観光に来たら誰もが訪れる場所といえば四条河原町ですね。

四条通をまっすぐ進んで、八坂神社へお参り。そこから産寧坂の石畳をゆっくり歩いて清水寺へ。すぐ隣には恋愛の神様である地主神社もあって、カップルのムードは絶頂まであがっちゃいます。まさにウハウハなモデルルートです。もはや京都の鉄板ゴールデンルートといっても過言ではありません。

一方で、京都へはじめて来た人はおみやげ探しに困ってしまいます。そこで、どこの売店でも売っている八つ橋あたりを買って帰る人が非常に多いですね。また、京都ならではの「宇治抹茶スイーツ」も人気です。抹茶ロールケーキみたいな生菓子にはじまり、クッキーやバウムクーヘンまでさまざまにあります。

でもね、京都の地元民なら知っていますが、観光客の人たちが買って帰るお菓子の大半は、実は最近開発されたものばかりだと心の中ではわかっているんです。京都人はよく「腹黒い」^^;なんて言われますが、1000年以上の都文化で培った根性たるや相当なものです。

彼らは非常に保守的ではありますが、やはり大阪に近いこともあって明るくペラペラとお話するのが大好きです。そんな京都人の友達から、筆者は衝撃の真実を教えてもらいました。「どこにでも売っている八つ橋のお○べだけど、あれって戦後にできた企業だよ」と彼は言いました。

これは結構な衝撃ですね。京都大好きのベテラン観光客でも、お○べはいつもおみやげに買って帰る定番だと思います。それでも、あの八つ橋の中にアンコを入れる食べ方は本当に最近の、30年くらい前くらいからのものだそうです。

その他の、ピンク、黄緑といった色とりどりの和菓子類の京菓子も、だいたいは江戸時代くらいからのもの。

しかし京都はみなさんご存知、「なくよ(794年)うぐいす平安京」です。平安時代から京都は都だったのです。そんな大昔のお菓子は存在しないのでしょうか?実はあるんです!それも、地元民でさえあまり知らない形で、ひっそりと残っています。

ここでは3つの、「本場の中の本物志向の人向けの京菓子」をご紹介したいと思います。

京菓子の中の京菓子!3選

 

1. 清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)

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非常に中国っぽい形をしたお菓子ですが、京菓子の歴史においてはもっとも古いものと考えられます。

遣唐使が派遣されていた奈良時代に伝来したお菓子で、ジャンル的には「唐菓子(からがし)=中国菓子」といっても良いかもしれません。そもそも平安京自体が唐の長安(現在の西安)をモデルにして作られたことから、当時の京文化は唐文化のものまねでした。しかし、その唐由来のお菓子が1000年以上京都の街に伝え続けられてきたことを考えると、本当に感動してしまいます!

ちなみに2016年5月のNHK大河ドラマ真田丸でもこのお菓子が登場しました!武士たちが、小籠包の入れ物みたいなものに入ったこのお菓子を頬張る姿を、覚えている方もいるかもしれません。

肝心の味はというと、「スパイシー!」の一言です。でも、とっても甘くて美味しいんです。スパイシーと甘味ってどんなの?という方。ぜひ足を運んで買ってみてください!

場所は非常にわかりやすく、四条通りの突き当りにある八坂神社の斜め向かいにあります。お店の名前は亀屋清永。ちなみに高島屋京都店などのデバートでも手に入ります!

亀屋清永ウェブサイト:http://www.kameyakiyonaga.co.jp/

 

2.松風(まつかぜ)

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松風は戦国時代に生まれたお菓子です。かの有名な織田信長が、大阪の石山本願寺を取り囲んで兵糧攻めをしている時に、本願寺の顕如(けんにょ)上人が非常食として作ったのが起源と言われています。

お菓子の味自体は、とても甘さ控えめで大変美味しいです!食感は乾いたパンという感じでしょうか(乾パンまではいかない...)。

松風自体は色々なお店で作られていますが、個人的には大徳寺(だいとくじ)の門前に構える「松屋藤兵衛(まつやとうべえ)」がおすすめです!こちらは大徳寺納豆を散らした「味噌風味の松風」で、一度食べたらやみつきになる味です。

そして店構え、お店の中の京箪笥(きょうたんす)などの調度品が、いにしえの昔を思い起こさせる素晴らしいものとなっています。ぜひ一度行ってみてください。

松屋藤兵衛の食べログ:http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260503/26005947/

 

3.唐板(からいた)

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唐板こそは、知る人ぞ知る、かなりマニアックなお菓子です。もともとは「唐」という名前からもあるように、中国から伝来したお菓子でした。地下鉄鞍馬口駅からすぐのところにある、「上御霊神社(かみごりょうじんじゃ)」の門前で、500年以上営業している超老舗です。

そして極め付きは、商品が「唐板(からいた)1袋700円」ただ一つということ!これ一本で店主さん、頑張っていらっしゃいます。この上御霊神社は応仁の乱の時の最大の激戦地だったそうですが、周囲は竹やぶと閑静な住宅街に包まれており、本当に静かで居心地の良い場所となっています。

唐板の味は、もはや言葉では尽くせない美味しさがあります。この唐板のためだけに、筆者は京都まで赴くほどです(笑)京菓子のマニアが最後にたどり着くお菓子ではないでしょうか。

使用している材料は、玉子、小麦粉、砂糖だけ。あとは一枚一枚、丁寧に焼き上げるのみとなっています。このシンプルさが、かえって唐板の美味しさを引き立てているんです。値段は少し高いかもしれませんが、それだけの価値があります。特に東京方面の方にお土産として渡す際は、決まって唐板を選んでいます。通の中の通ならば、一見すると豪華絢爛ではない唐板をお土産に貰えば、非常に感動されます。なお、この商品も高島屋京都店で買えます!ただしいつも置いているとは限りませんので、あらかじめ電話などで確認してみると良いと思います。

唐板で唯一取材許可が降りた際の秀逸な記事:http://kamigyo.sakura.ne.jp/tokushu/spot/post-47.html

 

お土産に、旅の思い出に。あなたも京都のホンモノの通になろう!

いかがでしたか?重ねてになりますが、清浄歓喜団と唐板は、高島屋京都店のデパ地下京菓子コーナーで買えます。ただしどちらのお菓子も、小規模小ロットで製造(手作業で一日の生産量が限られています)しているので、売ってない日も結構あるのです。

せっかくですから、ちょっと足を伸ばして、これらのお菓子の売っている本店にまで行かれるのも楽しいものですよ。どの店も本当に荘厳な雰囲気で、さすが千年の古都だなぁとしみじみさせられます。

そこには四条通、河原町の賑やかさはありませんが、静かな竹やぶの葉ずれの音が清らかに流れているのです。しみじみ〜ってやつでしょうか^^。

なお、どのお店も地元京都の人(特に洛中=市内中心部の人)の特定の人向けに作っているので、あまり大人買いはしないであげてくださいね(笑)でもどのお店の方も、非常に朗らかに色々とお話いただけます。こういったお店が、500年、1000年と残ることを願い続けたいものですね。

 

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