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海外旅行へ行こう!バックパッカーの種類と実際

2016/07/06

 

bag

世界を股にかけ商売をし、遊びの旅行も含めて通算50数カ国を訪問してきた筆者ですが、その行く先々で出会う旅行者といえば、やはりバックパッカーたちでした。

バックパッカー。英語ではbackpackerと書くように、リュックひとつで世界を股にかけるワールドトラベラーのことです。ちなみに中国語では背包子(ベイパオズ)って書きます。

彼らの目的の多くは、「非日常の空間である海外を放浪してリラックスしたい」「いろいろな文化に、お金をほとんどかけずふれていたい」「もう人生積んだから、現地の女と力尽きるまで遊びまくりたい(笑)」といった、まぁいわゆる”複雑”〜な動機から来る人が多いです。

やっぱりバックパッカーの主力生産国は欧米ですね。特にバカンスのシーズンになると、フランス人が民族大移動を起こして東南アジア各地へ押し寄せます(笑)。大多数を占める白人バックパッカーを見ていると、国ごとに本当に性格が違うもんだな〜と深々と感心させられたりもします。

例えばフランス人とイギリス人。フランス人は、それこそ「the backpacker」といえるような存在で、世界中で毒を吐きまくってます(笑)。

そこで今回は、フランス、イギリス、アメリカ、ドイツ人の4つの国民性から見える旅行者の違いについて語りたいと思います。

とにかく主張、文句の多いフランス人

2009年に4,500ものホテルオーナーに問うた調査によると、

世界最悪の旅行者はダントツでフランス人でした(涙)。一方、世界最良は日本人だそうです。(リンク(英語ですが...))

http://www.japanforum.com/forum/general-discussion/26356-who-worlds-worst-tourists

日本人は海外にいっても、あまり自己主張しませんね。理不尽なこと、例えば、ツインベッドの部屋にしたのにダブルにされたり(男ふたりの旅行の場合なんかは、結構気まずいですよね)しても、そんなに怒らず、粛々と受け入れることが多いです。

一方フランス人なら、少しでもホコリが落ちてるだけで叫びだす体質があります。

「シャワーのお湯の出具合が悪い!」「朝食のパンがカチカチ!」「肉の焼き加減がなってない!」

もう文句の嵐です(笑)。しかし考えてみてください。

フランス人がいるおかげで、東南アジアをはじめとした各国のバックパッカー宿は、驚くほどに西洋人がリラックスできるような環境に改善されているんですよ。今でもベトナムはホーチミンのバックパッカー街では、フランス人が泊まりに来たら結構戦々恐々とするものです。

嫌なことは一応我慢するイギリス人

さて、フランス人旅行者に対する批判が長引いてしまいましたが(笑)、次はイギリス人。

一般的に、フランス人とイギリス人は、本当に文化が真逆といいます。とにかく食事をする時のフォークやナイフの使い方から何から何まで、その国でマナーと言われていることが180度くらい違うのです。つまり、正反対だったりします。

もともと現在のイギリスの建国の歴史からみても、フランスのノルマンディー地方の侯爵がイギリスに乗り込んで統治したという1000年前(1066年の出来事)の歴史からみても、本当は同じ文化圏なんですよ。英語とフランス語も、7割くらいは同じ語源の単語ですしね(発音はやっぱり全然違いますけど)。

でも、隣の国同士だから、やっぱり仲が悪くなっちゃうんでしょうか、旅行者たち、バックパッカーたちも、イギリス人はフランス人と真逆です。

例えば、「結構物静かでおっとり旅行する」「ホテルに不備があったら批判はするが、直接的にワーワーとは叫ばない」「イギリス式紳士・淑女は、一応東南アジアでも続ける」など、まるでフランス人バックパッカーを反面教師にしたような態度をとります(笑)

筆者は世界を旅していて長距離バスに頻繁に乗ったりするのですが、結構な頻度でフランス人とイギリス人の旅行客に出くわします。

彼らは互いに、あまり声を掛け合わないんです。イギリス人とフランス人は、まぁ日本と韓国の関係に近いかな?そんな感じで、お互いに話している言葉の意味はよくわかっているのにわからないふりをして、何か牽制してるような雰囲気を醸しだすんです。

確かに、遠くイタリアの観光地なんかにいくと、日本人と韓国人の旅行者が隣同士にいたりすることってよくあるんですよ。でもほとんど言葉をかわさない。「似た者同士」は背中合わせなんでしょうか、何かつれないですね...。

旅行中もいつものドイツスタイル!時間に厳しく、てきぱきと旅するドイツ人

さて、イギリス人とフランス人についてざっとお話しましたが、次はドイツ人です。

ドイツ人は、昔からよく日本人に似て勤勉な体質だ〜なんて言われますが、ビジネスの面でも旅行者としても、本当に生真面目なのは認めます、そしてなんでも細かい(笑)

ただフランス人のように、どうでもいいことまでいちいち文句をいって突っかかるような真似はせず、どちらかというとドイツ人は日本人のように穏やかに批判しますね、東南アジアにおいても。そして時間に非常にシビアです。空港には早めに着いているし、バイクでカンボジアなどをツーリングしている時も、日没まであと何時間、あと何分と、分刻みで筆時計とにらめっこしながら草原を駆け抜けています。なんとも範疇化しにくい人たちですが、概してマナーは良い方だとされてます。

意外にもあまり見かけないバックパッカーとしてのアメリカ人

欧米ときたんだから最後はアメリカといっておきましょうか。

アメリカ人は本当に特殊です。というのは、意外や意外、あまりバックパッカーとして見かけることが多くないからなんです。実際には旅行者としての母数は多いはずなんですが、やはりIT文明の超大国だからか、利便性を重視されているのだと考えられます。

一般的に、バックパッカーはひたすら便利でないことをし続けて、そこに快感を覚えているきらいがあります。

たとえば涼しいエアコン付きのバスに乗って、本を読みながら5時間過ごすのではなく、敢えてアジアの現地民が乗る、熱気ムンムンとしたオンボロバスに揺られて10時間かけて目的地へ行くなど。要するに、「時間をお金で買わない。というか、とにかく金を使わない」の路線を追求するのがバックパッカーですね。もう本当に、フランス本国のフランス人そのものですね(笑)。いまでも200年前の建物に住み続けることを誇らしく感じるフランス人の国民性には尊敬の念さえ覚えてしまうものですが、何でも新しいものをとにかくボンボン消費するアメリカ人とは対極にあるといえます。

少し前に流行った、「フランス人は10着しか服を持たない」という本も、なかなか参考になりますね。ちなみにこの作者はアメリカ人女性です。大量消費社会に生きる人が、もったいない精神の世界で必死にもがく素晴らしいエッセイです。

彼らアメリカ人はどのような旅行をしているのでしょうか?僕が見た限りだと、まずトリップアドバイザーで調べて、エクスペディアでホテルと航空券を申し込んで、可能なら列車やバスもネットで先に発券して、SIMフリーのスマホでネットに繋ぎ続ける、といったところでしょうか。必然的にエクスペディアや、あるいはホテルズドットコムあたりで申し込むとなると、バックパッカー宿(1000円くらいのドミトリーが中心)には泊まらず、東南アジアでも3000円〜の中級ホテルにお泊りになられている印象があります。

ただ白人の皆様に共通するのですが、自分の国では紳士・淑女を演じていながらも、アジアの国ではふんぞり返ったような偉そうな態度をするのはいただけませんね。

やはりそれもこれも、18世紀、19世紀の植民地時代の名残でしょうか。やはりアジア人は見下されているのかもしれませんなぁ。

まとめ

以上のように、バックパッカーはひたすら「面倒くさいことを面倒くさがらず、お金を極力使わないをモットーに、極限までの貧乏旅行にこだわる人たち」と言い表せると想います。

なお、日本人のバックパッカーは、「なんちゃってバックパッカー」がほとんどです。彼らの多くは、欧米人のバックパッカーに憧れて、同じように、好日山荘あたりの山登りグッズショップで大きなリュックを買って旅を楽しんでいます。言葉は悪いですが、「あこがれの欧米の人たちがやっているバックパッカーの真似ができて幸せ」という具合に、バックパッカー姿の自分に酔いしれている人が何と多いことか。

日本人は、それこそ戦前から西洋文化バンザイの傾向がありますが、それは時代を超えて健在なのです。悲しいかな、欧米のバックパッカーが行くようなジャングルの奥地などへはほとんど日本人バックパッカーは行きません。

ちなみにジャングルであろうが田舎の僻地であろうがどこへでもいく筆者は、基本的に小型スーツケース派です。だって、塗装された道だったらガラガラのほうが楽だもの。ただアジアの道路だとそうもいきませんので、スーツケースとリュックの変幻自在系がおすすめです。これって、結構まちなかのショップでは売ってなかったりします。成田空港や関西空港あたりのかばん屋だと売ってますので、当日の荷物は紙袋にいれて、そのまま空港で買うのも手かもしれませんね。

なんにせよ、バックパッカーという生き方は、あなた次第で決めていくものだと想います。そんなに肩ひじ張らずに、気軽に旅行を楽しんでください。

筆者の旅行スタイルは、上述のアメリカ人とフランス人を足して2で割ったようなものかな(笑)。ホテルはやっぱりエクスペディアあたりで予約して押さえ、それなりに快適な移動手段を用いる。ただし庶民の暮らしもみたいので、汚い市場にいったり安食堂でご飯も食べたりします。なんでも「やり過ぎ」はよくないっていうのは、太古の昔のアリストテレスも言ってます。それは日本語に直すと「中庸(ちゅうよう)」というものですね。

旅は変幻自在です。バックパッカーも、かつてのヒッピーがさんざめいた時代と今とでは雰囲気も変わっているそうですので、どうぞ好きなように旅を計画してみてくださいね。

 

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