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神戸に遊びに来たらまよわず生田神社へ!境内のおすすめパワースポット3選

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生田神社 本殿)

 

いつの時代も港町神戸は観光客を魅了させてくれます。

神戸の中心部は、海側と山側に分かれており、どちらにもレトロな建築や古きよき西欧文化が息づいています。

海側といえば、旧居留地周辺には国指定重要文化財の建築物がたくさん残っており、海外でいえば中国上海の外灘(ワイタン)の雰囲気を今でも醸し出しています。一方の山側は、北野町を中心としたかつての欧米人が暮らした閑静な佇まいがあり、歩くたびに新鮮な気持ちにさせてくれます。

生田神社は、そんな西欧文化の雰囲気の中にあって珍しい、純和風のスポットになります。場所もちょうど海側と山側の中間地点で、海から山へ、あるい山から海へ行く際の休憩地としても最適な立地です。特に特筆すべきが、この周辺には神戸ビーフをはじめとしたランチどころが多いこと!老舗中華料理屋からイタリアンまで、本当にジャンルは幅広いです。

今回はそんな生田神社の名物スポットについてご紹介していきたいと思います。

生田神社はパワースポットの宝庫!?

JR・阪急・阪神三宮駅からほど近く、いい意味でも悪い意味でも生田神社の周辺はごちゃごちゃしています(笑)。まさにthe・都会の喧騒といった感じでしょうか。お昼はショッピングスポットとして、夜はお酒を飲む歓楽街として、まさに不夜城のような様相ではありますが、生田神社の中へ一歩足を踏み入れると、本当に静寂で気持ちが良いことがわかります!

まさに都会の中のオアシスですね。

生田神社の歴史は長く、神功皇后(女性)の時代にさかのぼります。今からざっと1800年以上前より、生田神社は由緒ある場所として摂津国の重要な宗教拠点でした。今でも神戸っ子にとって、初詣といえばやはり生田神社は外せません!

生粋の神戸っ子の話では、神戸人にとっての生田神社は、京都人にとっての八坂神社、大阪人にとっての大阪天満宮(あるいは住吉大社)と同列とのことです。ご存知日本三大祭の一翼を担う祇園祭は八坂神社、天神祭は大阪天満宮のお祭りですから、生田神社がいかに神戸っ子の心の拠り所になっているかがわかりますね。

神戸っ子のみならず、大阪や京都の人、即ち関西人にとっても親しみのある神社なんです。

生田神社の境内には、数多くのパワースポットがあります。もともとは周辺は「生田の森」と呼ばれる森林地帯で、木々が大量に生い茂っていました。今では都心部にわずかに残っている生田の森ですが、歩けばその雰囲気は自ずとわかります。もはや「生田の森」に入るだけで、何か強いエネルギーが出ている感覚を味わえることと思います。

パワースポットは主に3箇所になります。これ以外にも面白い場所、すさまじいエネルギーを感じられる場所がありましたら、ぜひ筆者までご連絡を!すぐさま調査にうかがいます!

生田神社のパワースポット その1:梶原の井

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ここは絶対に外せません。生田神社正門の鳥井をくぐり手洗い場で御手を清め、そのまま石畳の階段を数段あがると右側に梶原(かじわら)の井が見えてきます。

今をさかのぼること800年前。ちょうど源頼朝率いる源氏方と、太政大臣平清盛を中心とした平氏側で「源平合戦」が行われていた頃です。実はこの生田神社のある「生田の森」も、源平合戦の激戦地となりました。源頼朝の腹心中の腹心である梶原景時の息子である景季(かげすえ)が、生田の森において平氏と大きな戦いに挑みました。激戦の最中、景季(かげすえ)が生田の森にあったこの井戸の水を飲もうとした時、掬(すく)った水面に色とりどりの美しい梅の花が一瞬映ったといわれています。

景季(かげすえ)は、戦争中で大忙しのはずなのですが、素晴らしい歌をここで詠み上げました。

けふもまた  生田の神の 恵みかや ふたたびにほふ 森の梅が香  (梶原景季)

意訳すると、「きょうも生田神社の神様は私にすばらしいお恵みを与えてくださった。(自分が掬った井戸水の水面に)森の中に香り立つ、梅の花の姿を」ぐらいの意味になります。

実は生田神社は梅の名所でもあります。ですから、3月上旬あたりには美しくあでやかな梅を楽しむこともできますよ。現代の日本人にとっては、美しい春の花といえば桜ですが、まだまだ平安・鎌倉時代には梅の花の人気も絶大でした。うるわしい梅の花を、たとえ幻影であれ手のひらの水の水面に見ることができた景季(かげすえ)にとっては、これ以上の喜びはなかったかもしれませんね。

生田神社のパワースポット その2:楠の神木

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樹齢500余年の楠(くすのき)神木は、昭和20年に米軍によって投下された神戸大空襲で焼かれてしまいましたが、奇跡的に蘇りました。本来であれば腐ってしまい枯れ木になるところを、まだまだみずみずしさを残して力強く生田の地に立ち続けています。

どんな苦難であろうと生き抜き、奮起し、復興を遂げる。

1995年には阪神淡路大震災で神戸の街は甚大な犠牲を被りましたが、そんな中にあってもこのご神木は生きながらえました。

今では「再生」「再起」「合格」「復活」「復興」の信仰対象として、神戸市民にとっては極めて重要な存在になっております。ぜひこのご神木から強いエネルギーをもらって下さい。勇気・元気がいただけること請け合いです!

生田神社のパワースポット その3:生田の森

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やはり森自体に、とてつもなく神秘的なものを感じてしまうのが生田神社の魅力です。周辺は賑やかな歓楽街にも関わらず、この生田の森の中からは殆ど街が見えなくなります。それほど大きな森ではありませんが、この森に立てば悠久の歴史と強烈なエネルギーに身震いを感じるほどです。

とにかく静かで、落ち着きます。そして現在では忘れ去られた、通行者に対する挨拶も自然とできてしまいます^^

どういうことかというと、生田の森に入れば、見知らぬ来訪者同士でも互いに会釈やあいさつがしたくなる雰囲気になるのです。日本人が忘れた古き好き文化を感じさせられる、本当に素晴らしいスポットです。写真ではやはり収めきれません(笑)

ちなみに筆者が訪問したのは8月で、ご多分に漏れず蝉がミーンミーンと鳴く猛暑でしたが、この生田の森の中だけは異様に涼しく、風のここちよさ、すがすがしさには圧巻です^^これもまた、この森をして神秘的にならしめているひとつの要素かもしれませんね。2000年近い歴史のある空間を、ぜひ満喫してみてください。

(生田の森は静寂に包まれている)

(生田の森は静寂に包まれている)

まだまだある、生田神社の魅力

その他に面白いのは、歌碑がとにかくたくさん置かれていることです。有名どころでは紀貫之の歌碑があります。土佐日記で有名な平安時代初期を代表する作家兼歌人であった紀貫之が詠んだことからも、いかに由緒ある場所であるかがわかります。

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これが紀貫之の歌碑です。あぁ、なんとわかりにくい崩し字...。このままだと読めませんね^^;

書いてあることは、

青柳(あおやぎ)の 糸より隠(かく)る  春霜(はるしも)ぞ 乱れて花の 綻(ほころ)びにける (紀貫之)

おそらく花というのは、生田神社を名所と呼ばしめている「梅の花」でしょうか。柳にひっついている春霜というのは、ちょうどスーパーの冷凍食品売り場の氷のパウダーみたいな感じのものです(笑)これが梅の花の上にたくさんまとわりついて、美しい花がボロボロになってしまうよ〜と悲しげに嘆いている歌と考えられます(と同時に花が霜枯れて春が来ることを喜んだ風流ある歌とも見て取れます)。

 

かつては芸能人が神前結婚式をおこなった生田神社。何かと有名人が訪問するなどして老若男女に有名な生田神社ですが、実は「歴史の宝庫」「パワースポットの中のパワースポット」だったのです。

ぜひ生田の森の風に吹かれて、悠久の時の流れに思いを馳せてみてくださいね。こころを洗われに、いざ三ノ宮へ!

 

【基本情報】
名称:生田神社(いくたじんじゃ)
住所:兵庫県神戸市中央区下山手通1丁目2−1
アクセス:阪急・阪神:JRなどの三ノ宮駅より北へ徒歩10分
周辺案内:飲食店が多い。神戸ビーフからイタリアン、おしゃれカフェまでさまざま。ランチは11時30分頃より開店。
おすすめ時間帯:午前中〜正午が特におすすめ!(人が少ない)

 

【地図】

 

 

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