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もう意味不明とは言わせない!5分で分かるIoT入門講座

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IoTという言葉。

原宿あたりをうろついている女の子だと、「ああ、知ってるよ、ToTのことでしょ?シクシク泣いてるって意味よ」などと答えてしまいそうですが、実際には違います。

まずは基本から。
IoTとは、Internet of Thingsの略称で、「モノのインターネット」を意味します。

まぁこれだけですと意味不明ですし、最近ではメディアはおろか、読者の皆様がお勤めの職場でも上司や役員などが盛んに発現しているかもしれません。

正直言いましょう。IoTが必要だ、これからの時代はIoTだ!と叫んでいるオッサンに限って、意味を理解していません!そして、そもそもIoTを使ったアイデア自体何も持ち合わせていません!

IoTとは、モノとインターネットの「なぞかけ」である

結論から先に申し上げますが、IoTとは、「アイデア勝負のネット活用ビジネスモデル」のことです。そのアイデアが世の中にはまだまだ出てきてないんです。IoT=Idea of Ideaです。アイデアにはじまり、アイデアに終わります。とはいえインターネット上で検索しても、まともなアイデアといえるものは公表されていないのが現状です。

例えば、目の前にリンゴがあるとします。このリンゴとインターネットを掛け合わせればどんなビジネスができるでしょうか?

「リンゴとかけて、インターネットと解きます。その心は?」

→リンゴにGPS機能付きICチップを貼ることで、リンゴが最終的にどこの国の誰の家にまで至ったがわかります。

という具合でしょうか。まぁ実際にたかだか1個100円のリンゴに、ICチップを貼るのは非効率ですからこれは不可能です。

ここからも分かるように、IoTを理解しようと思えば以下の方程式から成り立ちます。

A(既に世の中に存在している、あるモノ)×B(インターネット)=IoT(インターネットとモノを掛けあわせた新規ビジネスモデル)

という感じですね。上記では、A=リンゴ、B=インターネット、ということになります。

わかりますでしょうか?

常に意識するべきことは、「モノとかけて、インターネットと解きます。その心は?」です。つまり、なぞかけなんです!
以下で、実際にIoTの事例として紹介されているものを見ていきます。

冷蔵庫(モノ)とかけて、インターネットと解きます。その心は?

冷蔵庫とインターネットを融合させれば、どのようなビジネスが可能になるか?

皆さんも一度考えてみてください。

(考え中)

(考え中)

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【ひとつの解答例】

例えば、冷蔵庫を製造する家電メーカーと大手スーパーが連携して、あなたの冷蔵庫の中身を大手スーパーが常に把握し続けるというものです。この場合は、「何が冷蔵庫の中に入っているか」「いつの季節に、いつの時期に」「どれくらいの量の食べ物か」などが把握されます。

あなたはスーパーに買物に行くと、自動的にスマートフォンにメッセージ機能が入ってきて、「今冷蔵庫には牛モモ肉とキャベツが不足しています。醤油の量も残り30mlとなっています」というような情報が自動的に入る。その情報をもとに、あなたはスーパーで買物をするというわけです。

この機能で得をするのは、もちろん商売的に儲かるスーパーですが、消費者であるあなたも、「いちいち何を買うべきか」について紙に書いて買物をする必要がありません。それどころか、冷蔵庫の中身を把握しておく必要もなくなるのです。

冷蔵庫の中身の情報データが1年もたまると、あなたんの食生活に関するビッグデータになります。春・夏・秋・冬、もっといえば大晦日、正月、お盆などによってどのような食べ物が買われてどれほど消費されているのかなどが瞬時に把握される時代になるのです。

いかがでしょうか?

「ここまで知られてしまったら個人情報の漏洩(ろうえい)だ!」と嘆かれる人も大勢いらっしゃると思います。が、今の時代、個人情報というのはもはや完全に守り難い時代でもあります。Androidをお使いの方でGoogleフォトを利用されている場合、写真を取るたびにクラウド上に勝手にアップロードされます。あなたのIDとパスワードが誰かにバレてしまった場合、写真はダダ漏れです。となると、おかしな写真なんて撮れなくなっちゃいますね(笑)

もっともgoogleもそのへんのセキュリティは高めているので今のところ事故は起こっていないですが、なんにせよネットで何もかも繋がる時代においては、90年代、00年代に過度に唱えられ続けてきた個人情報についての意識は、だんだん弱まっていく可能性があるものと筆者は考えています。

車(モノ)とかけて、インターネットと解きます。その心は?

これは色々な可能性があります。そもそも、車とインターネットを融合させて行うビジネス主体が誰なのか?によって大きくビジネスモデルは変わりますね。

例を上げれば、自動車保険を取り扱う損害保険会社の場合以下のような考え方ができるでしょう。

あなたが運転する車のスピードや違反、事故などについて、「その回数」「その時間(朝・昼・夜)」「その時期(平日か休日か、春夏秋冬のいずれか)」「その際の乗車人数」「天候」など、今までは十二分に把握できなかったデータ取りを損保会社はできるようになります。この場合、あなたの車にはデータを取るべきデバイス(装置)が装備されることになります。

先ほどと同様、このデータも1年貯まれば大きなビッグデータです。それをもとに、あなたに売るべき損害保険などが自動的に生成され、また価格も算出されるというものです。

最近では若者のクルマ離れがとても深刻化してきました。それゆえに損保会社も、「一日だけ自動車保険」など新たな金融商品の開発に大忙しです。

運転者それぞれのビッグデータができ、なおかつ自動的に望ましい保険商品や金額が算出されるシステムが完備されれば、損害保険会社としてはより一層多くの保険販売を見込むことができます。さらに今まで労働者によって手動で調査・計算されていたものが自動化されることで、人件費の削減も可能になります。まさに、IoTでいいことづくしという感じですね。

まとめ

何となくIoTについて理解いただけましたでしょうか。

繰り返しますが、モノのインターネットという言葉では、本当に意味不明です。
IoTについて考える際は、

モノとかけてインターネットと解きます。その心は?」で行きましょう!

しかしこれがなかなか難しい。すぐにアイデアというのは出てきません。また、アイデアを他人に小出しすればすぐにパクられるリスクもあります。上記の冷蔵庫や車の場合であれば、製造そのものが超大手製造メーカーにしか作れないことから真似される可能性は極めて低いですが、例えば簡単なプラスチック成形品や金属加工物などであれば、ホホイのホイでアイデアを盗まれるかもしれません。

良いアイデアは人に言いたくなるものですが、油断は禁物。

IoTはまさに今後の世界経済におけるビッグビジネスです。

インターネットという「無形物」はどんどん発達しましたが、その「無形物」がモノという「有形物」と関わることはあまりありませんでした。ネットを使った通販、ネットを使ったスマホゲームなど、ほとんどがインターネットという「無形物」のみで完結してきたのです。

これからは、「無形物」と「有形物」のコラボの時代です。良いアイデアを絞りだすのは、間違いなくみなさまの脳みそにかかっています!

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