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明日香村でデート!おすすめランチと必見観光地の紹介

2016/09/01

asuka

 

奈良県明日香(あすか)村と聞くと、皆さんはどんなイメージを持たれるでしょうか?

明日香?アスカ?ASUKA?チャギアス??

まぁ冗談はこれくらいにしておいて(笑)、やはり明日香村といえば「飛鳥文化」の中心地といったイメージが強いのではないでしょうか。

明日香とは、飛鳥の当て字です。かつてこの地域の3つの村が合併した際に、未来に向かってプラスのイメージを持つ「明日香」ちう字が選ばれたといわれています。

奈良といえば、北は奈良市内中心部の東大寺や春日大社、そして鹿との戯れが有名ですね。南側は世界遺産にして最古の木造建築である法隆寺。その狭間において、明日香村は少々影を落とし気味です。

今回はそんな明日香村へのデイトリップ(1日旅行)のモデルについて紹介していきたいと思います。デートで訪れようと思う方は必見ですよ!

明日香村の何が楽しいの?

いきなり挑発的なタイトルで失礼いたしました(笑)。明日香村といっても、「それは明日香のあんこ餅のふるさとでしょ!」と笑われそうです(ちなみに明日香のあんこ餅は、大阪府八尾市の銘菓ブランド名です)。

明日香村は、かつての飛鳥時代の中心地でした。

飛鳥時代とは、592年〜710年までの、約120年弱の歳月を指します。はじめは推古天皇と聖徳太子の時代から、終わりは、「春過ぎて 夏来たるらし 白妙の 衣干すてふ 天の香具山」の百人一首第2番の歌でおなじみの持統天皇の時代まで。

120年という歳月は、実はその後の平城京(710年〜794年)よりも長いんです!この84年間が奈良時代。とはいえ奈良時代に比べて飛鳥時代はそれほどポピュラーではありません。現に、明日香村への観光客は奈良時代の中心地である奈良市街に比べて本当に数が少ない。

しかし、観光客すらあまり訪れない地であるからこそ、魅力いっぱいの村なんです!何よりものんびり、田んぼのあぜ道を歩きながら堪能できる古都というのは、言葉に表しがたい味わいがあります。

面白いことに、明日香村では住宅規制が非常に厳しく敷かれてします。というのも、そのへんの土地を掘れば必ずといっていいほど埴輪や遺跡物が出てくるからなんです。まさに手付かずの古都、飛鳥。この街には、日本人が忘れてしまった素晴らしい精神文化が今も宿っています。

明日香村 旅のABC

明日香村の魅力は、なんといっても「旧都とは思えないほどの農村風景」でしょう。山肌に囲まれた奈良盆地の中にあって、うすみどりあふれる景色は爽快そのものです。夏は暑く、冬は寒い。これは盆地に立地することの宿命といえるかもしれません。秋は山々が色づき、春は桜が美しく咲き乱れる。まさに悠久の世界です。先ほど紹介した持統天皇の「春過ぎて 夏来たるらし..」の雰囲気がつめ込まれた、本当に素晴らしい村なんです。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、明日香村のモデルコースについて以下でご紹介させていただきます。

1.寺院めぐり

明日香村には有名な寺院がたくさん集まっています。中でも中心部にある飛鳥寺、橘寺は、それこそ国宝級のお寺になります。それぞれ入場料が300円、350円かかりますが、悠久の歴史を感じるにはもってこいの場所です。

飛鳥寺は大和朝廷で権力をほしいままにした蘇我馬子創建の寺で、日本最古のお寺といわれています(596年建立)。橘寺は聖徳太子ゆかりのお寺。この橘寺の近くで聖徳太子は生誕したといわれています。何よりも9月中旬に咲く芙蓉(ふよう)の花が、ため息がつくほど美しい。ぜひ足を運んでみてください。

橘寺の秋に咲き誇る芙蓉の数々

橘寺にて秋の空咲を見つめる、美しき芙蓉の数々

2.遺跡めぐり

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亀石造形物。横で工事が為される。

 

明日香村は遺跡の宝庫です。中でも石舞台古墳、高松塚古墳、亀石造形物の3つは絶対に見ものです。

石舞台古墳は、飛鳥寺を創建した蘇我馬子の墓です。方墳(四角く土を持ったお墓)では日本最大規模で、とてつもない巨石が置かれています。日本版ストーンヘンジといったところでしょうか。墓の内部へも入ることができ、迫力満点です。

亀石造形物は、亀の形をした石の造物です。用途は分かっておらず、一見すると和式便所のような形をしています。

そして高松塚古墳。これは古墳に書かれた日本最古の壁画として有名ですね。現在、古墳内には入ることができませんから、その近くにある博物館への入場となります。

これら3つの遺跡めぐりは、共通入場券があって、600円払えば当日限り入り放題となります(といっても、1日に2度も3度も好き好んで入る人は珍しいですが...)。

 

ランチめぐり

おまたせしました。難しい歴史の話はこれくらいにして、ここからは美味しいランチを2つご紹介いたします!

まず明日香村といえば「古代米」です。古代米とは、かつて飛鳥時代に食されていたお米を再現して提供されるご飯モノのことです。これがまた美味しいんです!ランチスポットはそれほど多くなく、古代米や飛鳥時代の雰囲気を楽しめるお店は以下の2店になります。

 

1.夢市茶屋

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古代米御膳(1080円)3月〜12月のみ

 

こちらは1階が土産物屋さん、2階がレストランとなっています。レストランは農村レストランをうたっており、地元で採れた食材にとことんこだわるという手の込んだこだわりようが光ります。古代米御膳は、唐揚げ以外は全て素食。つまりお肉を使っていません。完全に飛鳥時代の食べ物を再現してほしい場合は、唐揚げを奈良風こんにゃく煮に変えてくれます。とにかく、ナチュラルでビオな料理で、味付けもピカ一。1080円では安いくらいです。

他には古代米カレーや古代米おにぎりなど、とにかく古代米にこだわったメニューが並んでいます。1階のお土産さんでは、古代米そのものを買って帰ることもでき、この古代米御膳で美味しさに感動したお客さんが、古代米を5キロほど買って帰ることもしばしばあるんだとか。

【夢市茶屋 基本情報】

営業時間 午前10時~午後4時(土・日・祝日は午後5時まで)
営業日 年中無休(年末年始は除く)
TEL 0744-54-9450
FAX 0744-54-5505
場所 〒634-0112 奈良県高市郡明日香村島庄154-3
(石舞台古墳西隣) ※石舞台古墳へそのまま歩いていけます。

2.川原寺 花つばき

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麦とろ御膳 1500円

 

こちらは川原寺跡のすぐ隣にある食事処です。麦とろ御膳は、古代米ではありませんが麦飯を使っており、飛鳥時代当時の雰囲気を味わわせてくれます。何よりも麦とろが本当においしい!そしてこの麦飯はおひつに入っていますから、おかわり自由です。思わずいくらでも食べてしまいたくなります。

料理もすべて味付けはたまらなく美味しいです。こちらも素食文化を大事にしており、タンパク源はお魚のみ。風流な風に吹かれながらのランチは、つい何時間でもいたくなります。1500円は少し高めですが、そのコストパフォーマンスに見合ったものを味わえますので、ぜひご賞味あれ!

一点、注意事項としては、定休日はもれなく覚えておいてください。月〜金が定休日です!ただ事前予約の場合ならば営業するとのことです。

 

【川原寺 花つばき】

営業時間 11:00~16:00
定休日 月曜日~金曜日 (TEL予約は定休日でも可能)住所 奈良県高市郡明日香村川原1109
TEL 0744-54-2043
FAX 0744-54-3035
収容人数 最大約50名

 

交通手段について

交通手段としては、車をオススメ致します。見どころは村のあちこちに点在しており、歩いていくには少し時間がかかります。またパーキングは、高松塚古墳前や夢市茶屋前、奈良県立万葉文化館(入場料無料の施設)内であれば無料です。今回のみどころはこれらのパーキングから徒歩でいくことができます。

また電車の場合ですと、近鉄吉野線が最寄り駅となりますが、バスを利用することになります。なお、近鉄と地元バスとのコラボでいろいろなお得きっぷが発売されているそうですので、事前に確認してみてくださいね。

お得きっぷの詳細:http://asukamura.com/?page_id=69

 

まとめ

いかがでしたか?悠久の歴史の明日香村は、何よりも外国人が全く足を運ばない旅行地でもあります!

日本の原風景に出会いたい時、この地を訪れることで心も体もリラックスします。あぁ、日本人に生まれてよかったな〜という感慨を味わいに、ぜひ明日香村へ遊びにいきましょう!

もちろん、古代米御膳や麦とろろ御膳をお召し上がりになることもお忘れなく!

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