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摂津地方(大阪・神戸)の人々の性格と恋愛観

2016/09/06

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摂津地方。

そこはお金持ちマダム達が住まう「大阪らしからぬところ」...。
何よりも「お金持ち」で「ハイソ」なイメージが強く、東京でいうところの田園調布みたいな?感じ...。
そんな噂が常に囁かれていますが、本当なのでしょうか?

前回の大阪・河内地方の記事でもご紹介しましたが、大阪府はもともと3つの国で構成されていました。それが摂津国・河内国、和泉国です。その一翼を担っているのが摂津国であり、現在の摂津地方になります。

今回はお金持ちなイメージの強い旧摂津国の住人である「摂津地方の人々」について焦点を当て、彼らの価値観に迫ってみたいと思います。大阪人とビジネスを行う方、または恋愛関係を持たれる方は絶対に必見ですよ!

摂津地方の範囲は広い

かつて摂津国(せっつのくに)と呼ばれたエリアである摂津地方ですが、こちらは非常に広範囲に及んでいます。

1871年。明治に入ってすぐに行われた廃藩置県で、江戸時代の各藩は解体され、代わりに「県制度」が置かれるようになりました。

例えば兵庫方面では「播磨国、丹波国、但馬国、淡路国」が兵庫県に、という具合に、「ひとつあるいは隣接する複数の国が、単一の県に編入」されるようになりました。

その際に、唯一「一つがふたつの県に分断された場所」がありました。

それがこの摂津国なのです。

摂津国は、現在の大阪府と兵庫県に分断されてしまったのです。

摂津国は、西は神戸市、真ん中は大阪市、東は高槻市あたりまでに広がっていました。

今でいえば神戸っ子や尼崎市民、大阪のタイガースファンなど、それぞれの地域ごとに特徴的な性格が描写されがちですが、もともとは摂津国はこのように、右から左に(=東から西に)横長い国であり、性格はそれほど違わなかった。

例えば、谷崎潤一郎が書いた、かの有名な「細雪」は、現在の大阪市中央区船場あたりの商売人の子息のお話となっていますが、自宅は芦屋市でした。

80年前の日本人にとっては、まだまだ大阪市中央区も芦屋市も同じ国であり、引っ越し先としては殆ど変わらないものだと認識されていたのです。

最西端は有馬温泉、そして最東端は京都の目と鼻の先。まさに東西に長いエリアなのが摂津国の特徴なのです。

 

摂津地方の人々の性格

一言でいうと「クール」といった印象が強い傾向にあります。どちらかというと東京23区内に住んでいる人々に似ているところが多い。

もちろん、関西人らしく「おしゃべり」は好きです。ただし「相手との距離感」については、都市部の人間らしくそれなりに保たれるのが普通です。田舎のように、他人のプライバシーに土足で上がり込むような傾向は小さい。

「ハイカラな神戸と、ネアカでネオンまぶしい大阪とでは、全然違うやないか」という声も聞こえてきますが、「実際に昔から摂津地方に住んでいる人は、同じ性格を有する」というのが真実となります。

どういうことかというと、例えばナンバの街(大阪のミナミ)は近鉄や南海電車の発着地です。そういうわけで、ナンバは必然的に、河内国、和泉国の人々が買物や娯楽のために目指す場所になります。さらには紀州国である和歌山、大和国の奈良からも色々な人が混じり込んできます。故に、ナンバは「典型的な大阪の街」としてメディアでは言い表されますが、実際には「あらゆる国の文化が入り混ざった、ごちゃまぜ都市」なんです。

ある意味、明るく気さくで、他人のプライバシーなどをあまり考えない河内国や和泉国の人々やその周辺の他県の人間によって作り上げられた、「一種のおもろい街」であるのがナンバなのです。

一方で、大阪で「キタ」と呼ばれるエリアは、間違いなく「摂津地方の人々」によって担われている街です。

キタ=梅田であることは皆目ご存知であるはずの事項ですが、そもそも梅田発着の私鉄といえば「阪急」や「阪神」です。どちらも梅田が本社本部であり、ハブ駅です。阪神は神戸方面まで、阪急は神戸もしくは京都までとなっております。

このことからも、梅田へ私鉄を使って通勤・通学する人の多くは「旧摂津国=摂津地方」の人々であることが分かるんです。また阪急京都線の影響から、京都方面から通勤で梅田へ来る人も居ますが、京都人たちというのは実に保守的でガードの固い印象が強い。まさに梅田は、「神戸人」「京都人」「梅田と梅田周辺の人々」によって形成された街なんです。

江戸時代が終わってから140年あまりの歳月が経ちましたが、やはり現在の私鉄沿線と都市の立地の形からみても、摂津地方の雰囲気というのはある程度同じままなんです。

言わずもがな、キタである梅田は「ハイカラ」な街。ビジネスマンが行き交う阪神地下街などには、秘密の県民ショーなどで映しだされる「典型的な大阪の街」のにおいはほとんどしません。摂津地方の中心地=梅田と考えれば、神戸の街の雰囲気と比べてもそれほど遜色ないことが分かりますよね?

以上より、摂津地方の中心地=梅田及び神戸、という図式が成り立つのです。

性格的には、「クール」「都会的」「人情よりも合理的」「欧米文化好き(=日本文化軽視の傾向)」といった点が特徴づけられます。

摂津地方の人々の恋愛観

やはり恋愛といっても都会的なものを好みます。その点、東京の人々に近いものがある。

都市には悪い人間もたくさんいますから、当然のように「ガードの固さ」は秀でてくるようになる。そして少々「ビジネスライク」な雰囲気も醸(かも)します。

ブランド物は好きですし、何よりも流行にもすごく敏感。とくに神戸方面になってくると、オシャレ=欧米文化、という感覚が極めて色濃くなってきます。ナンバ周辺にいる「大阪のおばちゃん」チックな人は、梅田にも神戸にもあまりいません。西へ行けば行くほど、その数は減ります。

むしろ上から目線で、庶民派の匂いのしない人が多くかいま見えるのが摂津地方(=梅田、神戸連合体)の特色なのです。

一方で、やはり大阪人ですから「おしゃべり好き」です。実に合理的な思考方法で世の中を洞察しますので、
ただ「見た目」が良いだけなどでは絶対に惹きつけることはできない。

「会話のおもしろさ」「ユーモア」「お笑いができる人」「頭が良い人」など、体の内側に潜む能力、すなわち「目で見えない能力」こそが、摂津地方など大阪人のこころを奪う最大のポイントです。くれぐれも「流行のファッションだけでモテる!」などと勘違いしないでください。キーワードは「浪花商人の合理的精神」です。

 

恋愛の対策としては「都会的」で「洗練された」態度で望むのが良いでしょう。背広を着て、グランフロント大阪あたりの飲食店で楽しく食事をする。もしくは神戸元町あたりをぶらつきながら、神戸牛などに舌鼓する、など。

くれぐれも庶民路線全開の「ナンバ風味」の恋愛だけは最初からやめておいてください。彼らキタの人間(=摂津地方の人間)は、自分たちが大阪人であることに誇りは持っているものの、そこまで庶民派であるとは考えていません。

実際に、梅田より北側の都市(豊中市、箕面市など)の人々は、エリートサラリーマンの家庭か経営者一族が多い。河内国である東大阪や八尾に中小企業を持っていながらも、自宅は箕面や芦屋、といった社長の実に多いこと多いこと...。いわゆる「エリート志向」「賢(かしこ)チック」「小金持ち、高級路線志向」といった心意気で生きている人が圧倒的に多いのが実情です。その点を踏まえながら、恋愛を楽しんで下さいね。

 

まとめ

まとめると、以下3点に集約されます。

 

・摂津地方=梅田・神戸とその周辺を中心としたエリア

・性格=実に都会的、インテリ風、高級志向(⇔ ナンバの庶民派)

・恋愛観=都会のオシャレな恋愛を好むが、同時に「話の面白さ」や「頭の良さ」など、その人の人間的魅力・個性を重視する傾向にある(=見た目の良さだけでは相手にもされない)

 

いかがでしたでしょうか。大阪といえども実に広いものです。メディアが作り出した大阪人のイメージというのは、ナンバや通天閣の周辺の人々のみを指しており、大阪人の全体像を如実に再現しているものではない点を、どうぞお見知り置き下さいね。

そして、今までしっくり来なかった「摂津地方の人々」と、これからはある程度相手側の地域的特色を踏まえながら仲良く接してみましょう。臆することはなにもありません。都会的でクールとはいえ、やはり根は大阪人。世話好きで人情深い、ユーモアあふれる人ばかりです。どうぞあなたの大阪人との対人ライフが良い具合に進むことを祈っています!

 

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