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証券外務員一種に、二種受験を省略して一発合格する「とっておき」の勉強法

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証券外務員試験の受験。

これは証券マンや銀行員の方であれば、誰しも受験を迫られる資格です。

証券会社や金融機関に入社してからの取得を義務付けられる人もいれば、内々定を貰った入社前に受験を迫られるケースの人もいます。何よりもこの資格は「証券・金融ならもっていて当たり前。持っていなけりゃ業界人として失格!」といった風潮の強いものになりますので、何が何でも取得する必要があります。

今回は証券外務員一種試験について、「二種試験」を受験せずして一種試験に一発合格する極意について解説していきたいと思います。

そもそも証券外務員一種と二種の違いは殆どなし。箔(はく)だけが違う

「なんてったって一種と聞くとハードルが高そうだし、まずは二種から受験してみようかな〜」とお思いのあなた!

これは大間違いです。つべこべ言わず、最初の段階から一種を受験しましょう。

そもそも一種と二種の違いというのは、「デリバティブ(金融派生)商品や新株予約権付社債など、少し高度な金融商品が売れるかどうか」だけにとどまります。

証券マンも銀行員も、基本的に支店で売る場合も外回りの渉外で売る場合も、「株式」「債権」「投資信託(投信)」のどれか3つである場合がほとんど。特に銀行員であれば投資信託の販売に集中します。

ですので、実際には証券外務員二種の免許だけでも業務上問題はありません。にも関わらず銀行の人事部あたりは、ある程度年齢がこなれてきたら「それじゃあ次は証券外務員一種を受験しなさいね!」と半ば脅し文句のように発令してくる場合があります(^^;)

それならば、未来への投資という意味も含めて、さっさと一種の一発合格を目指すべきです。証券外務員一種は、多くの人が考えるほど難しい試験ではありません。試験内容は二種の問題に毛が生えた程度。恐れるに足りませんよ。

結論。証券外務員一種と二種の違いは、「箔(はく)」だけ。ただし転職時でも「証券外務員一種有資格」と履歴書に書いたほうが格好いいとは思いませんか?

金融マンにとっては世知辛い現在の経済状態ですから、履歴書の資格欄をキラキラに光らせるためにも、覚悟を決めて二種試験をすっ飛ばし、一種受験に進んでしまいましょう!

証券外務員一種の出題概要について

1.試験は合計100問で440点満点。合格ラインは7割(=308点以上)

ネット上では証券外務員二種の勉強法ばかりが書かれており、時々一種の点数も300点満点と表記されていますが、それは間違いです。ただしくは440点満点です!300点満点は二種だけですのでくれぐれもご注意を!

2.試験問題は、100問中70問が○×式(2点)、30問が5択選択式(10点)

このことからも、全体の配点のうち約7割程度が、たった30問しか出題されない5択式であることが分かります。

したがって、5択式が勝負の分かれ目になります!ここだけは絶対に押さえましょう。

3.受験会場はテストセンター、すなわち「パソコン」試験

就活でSPIを受験された方、あるいは英語のTOEFLを受けられた方であればおなじみの「テストセンター」でのPC試験になります。隣の人の足ブルブル(=貧乏ゆすり)などが気になる場合もありますが、とにかく集中して取り組みましょう!

一斉試験のような張り詰めた感がありませんが、試験時間は2時間40分。PCの個別式の狭い机の上においてはかなりの長丁場ですので覚悟の上で試験に望みましょう。

 

証券外務員一種に、一発合格する!ための戦略と勉強法

最低点+10点程度で合格する!という戦略で

まず、全体の7割が取れれば合格する!ということを理解してください。つまり、満点は不要なのです。

真面目に全てをしらみつぶしに勉強する必要はありません。もちろん極端な不得意分野を作ることはご法度ですが、ある程度上手に戦略を練ることで逃げ切ることは可能です。

証券外務員一種は308点が合格ラインですから、320点程度で合格してやりましょう!

証券マンや銀行員は、この後もいろいろな試験を受けさせられます。金融関連の試験というのは、他の業種に転職する際、実社会的にほとんど有効価値がありません(笑)悪く言えば存在価値すらないといっても過言ではないほど。

要するに、ただの「箔(はく)」なんです。例えば金融からメーカーや不動産に転職する際に、証券外務員一種を持っていても相手側企業の人事部の担当者はその資格について無知です。

ただし「ほほう、証券関連のことがよくわかってるんだな〜。資産運用関連の部署に配属してもいいかもしれないね」などと適当に判断する材料にはなります。そして何よりも「一種」というネームバリュー。国家公務員でも、一種合格者は東大法学部卒が過半数であるように、超エリートの代名詞ですよね。逆に国家公務員二種であれば中堅私大卒でもゴロゴロ合格者がいます。

とにかく最短で合格するためには、少なくとも320点、多くて330点程度の点数を奪取するよう心がけましょう!

一発合格のための勉強法(社会人向け)

社会人の方でそれなりに証券・金融のお仕事をされている方にとっては、ある程度予備知識があるので食いつくのは難しくないかもしれません。

勉強法の醍醐味としては、とにかく「問題演習、問題演習、問題演習の繰り返し」に徹して下さい。

テキストを精読してから問題演習、という順序は取らないでください。そして、問題演習上でも、最初の段階では「1問あたり10秒ほど考えて、わからなければすぐに答えを見る」という形を取って下さい。

とにかく試験内容は「暗記パンを食べるほどの、我慢暗記」大会です。証券アナリスト試験のような難しい数理分析はありません。

まずは「どのような問題が、問題として問われやすいのか」から入っていって下さい・。

「投資信託上の法令」「先物取引上の各種リスク」「間接金融の役割」など、実務経験のある方ならすんなり理解できるようなものばかり。

特に勉強の際に意識してほしいのが、「証券セールス上、やってはいけないこと」を学ぶんだということ。

証券外務員の試験自体が、うさんくさいセールスを行う証券・銀行マンを排除するために行われる試験だからです。平成のはじめ頃のバブル期では「この株は絶対に絶対に上がりますよ!死んでも保証しまっせ!」みたいなことを証券マンが平気で喧伝していました。それでも黙認される時代背景が当時にはあったのです。

しかし現代は完全に不確実性の時代です。コンプライアンスの遵守など企業の内部統制も激しくなる中では、「無難な売り方」以外は求められていません!

証券外務員一種の目的は、まさに証券・金融マンにギリギリの線で商品の魅力を伝えてもらうことに他ならないのです。

話は少々脱線しましたが、ある程度ビジネス上の流れがボンヤリとでもわかっている社会人の方は、とにかく「問題演習」から始めて下さい。テキストは最悪買わなくてもOK!問題演習とその解説文の暗記に徹するだけで、十分7割圏内の合格点にはたどり着きます。

一発合格のための勉強法(大学生、社会人フレッシャーズ向け)

基本的には上述の「社会人向け」の勉強法に準じますが、経済・経営系の学部に所属していない大学生の方にとっては、証券外務員試験を受けるにあたっては、今まで見たことも聞いたことも、触れたこともない言葉でいっぱいのはずです。当初はかなり困惑すること請け合いです(^^;)

例えば「直接金融と間接金融の違い」という日本語表現での金融の基礎知識から、「デリバティブの意味」「カントリーリスク」「スワップ取引」「ワラント債」といった英語表記の証券用語まで、いちいち覚えていく必要があります。

従いまして、証券・金融関連の語彙に乏しい大学生の方は、ゆっくり時間をかけて、問題演習を始めて下さい。そして、テキストは横に置いておくこと。

よく内々定を貰った後に、銀行の人事部担当者あたりが「入行式までには証券外務員資格に合格すること」と命令を下す場合が多いですが、非経済系学部出身者にとっては結構勉強は苦労します。

まずはひとつひとつ、わからない言葉があればテキストを辞書代わりに引き続けること。

ただしあくまで「問題演習」が勉強の根幹です。先にテキストを全部読んでから問題演習!では大変効率が悪い。

試験にでるポイントというのは、決まっているのです。だからこそ、問題演習は必須なのです。出そうもない場所を真剣に勉強する、テキストとにらめっこするといったことは、非常に非効率かつコストパフォーマンスの悪い勉強法なのです。とにかく、ゆっくりでいいので音大演習から入りましょう。わからない言葉はゆっくり学んでいくこと。これに尽きます。

入社前の受験についての一考

入社前に受験をせがまれる際は、「試験代は自腹ではないか?」を確認しておきましょう。時々中小証券・金融機関だと、入社後に職員の試験代をケチりたいがために、あえて入社前の学生時分に証券外務員を受けさせることがあります。試験代は8,704円(税込)と高額ですので、その点は絶対に確認しておきましょう。

問題集とテキストについて

問題集とテキストは、うかる! 証券外務員一種 必修問題集 2016-2017年版及びうかる! 証券外務員一種 必修テキスト 2016-2017年版のみで十分です。

色々な本が売られていますが、フィナンシャルバンクインスティテュート発刊の上記2冊で十分です。

社会人の方で金融知識がまぁまぁる人は必修問題集のみで、学生さんやフレッシャーズの方は問題集とテキストの二刀流で頑張りましょう。

よく「問題演習は少なくとも3周しなければならない」などといった根性論的勉強法が盛んに言われていますが、そんなことはありません。要するに、勉強は「量より質」です。試験問題は、必ずしも問題集と同じ切り口で聞いてくるとは限りません。

あまりに問題集の「問い方」に慣れ過ぎると、今度は別の切り口から聞かれた問題に対応できなくなる。証券外務員試験作成者は、常にこのテキストと問題集と対峙しながら問題を練り上げています。「問うている内容はベーシック(基本)でも、聞き方・切り口が変化球」という場合のためにも、まずは金融・証券用語や法規制の「本質」を理解するよう心がけてくださいね。

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。戦略と勉強法をもう一度おさらいすると、以下のようになります。

1.合格点308点+α程度の得点を目指す

2.社会人はとにかく問題演習で傾向把握を、学生及びフレッシャーズ未知の語彙へ慣れることを再優先に

3.学習は、量より質!

また最近の問題傾向として、「変化球的な切り口の問いが急増中!」という点が注目されます。

すなわち、「問題集の問題の問い方とは違った視点から、同内容を聞く」ケースが増えているのです。

これは明らかに、合格者の数を減らしたい試験運営サイドの狙いといえます。

そのためにも、「語彙の本質的理解」を心がけてください。

キーワードは、「テキスト・問題集は直球、実試験は変化球」です。変化球とはいえ、恐れることはありません。本質がわかっていればすんなり解けます。逆に「証券外務員落選苦節5〜6回」といった方は、完璧に「問題慣れ」の段階に入ってますので超要注意です!気を引き締めて、フレッシュな頭でもう一度金融・証券用語を総ざらいしていきましょう。

 

最後になりましたが、証券外務員試験は一種から受けてください。物怖じせず、必ずそうしてください!

二種に合格しても、どうせ一種の受験を後々せがまれるのです。問題レベルは大して変わらず、変わるのは出題範囲にデリバティブや特殊債券が加味される程度です。

証券外務員試験一種に合格できれば、当然社内でもある程度立ち位置は安定します。何よりも内々定済みの大学生にとっては、ほとんどが二種合格程度の中で貴方が一種を取得していれば、確実に光ります。人事部が、最初の配属先をそれなりに良いところに配分するための判断材料にする可能性もあります。

銀行も証券も、最初の支店には最低でも3年は配属されます。石の上にも三年です。少しでも都会の、それも大型店舗に行きたいのであれば、入社する4月1日までに他の同期よりも箔をつける必要がある。

「お、この子だけ一種持ってるな。努力家だな〜」と人事部に思わしめるためにも、証券外務員一種の合格、絶対に目指してくださいね!皆さんの健闘をこころから祈ります!!

 

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