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中国人を見習って、起業時は積極的に親戚からお金を借りよう!〜後ろめたさを除去する心がけ3つ

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日本人がビジネスを行う場合、真っ先に考えるのは「貯金」ですね。

数年間、嫌々ながらもサラリーマンとしてコツコツお金を貯め続け、やがて脱サラして居酒屋を経営する日を夢に見続ける...。

「貯金」の次に検討するのが「融資」でしょうか。ただし融資といっても怖い人からのお金(^^;)ではなく、当然ながら普通の銀行からの融資です。起業ならば「創業融資」にあたりますね。

しかし銀行で融資に通ろうと思ったら、まず融資総額のうちの半分〜4分の1程度の「貯金」が最低でも必要になります。どんなに秀逸なビジネスモデルであれ、貯金ゼロで貸してくれるまともな銀行はないのです。

怖い人からのウルトラ高金利の融資だけは絶対に手を出してはいけませんが、どうしても起業を急ぎたい場合はどうするか?

そうなればやはり、「血のつながった」家族や親戚、縁戚から借りるしか方法はないはずです。

しかし日本人の間では、これが「禁忌(きんき)」とされているのです。ただ、世界的に見ればこの傾向は日本だけの特異なものなんです。

今回は親戚からお金を借りる勇気をつけるために、3つの心がけについて提示していきたいと思います。

 

親戚からお金を借りる勇気とこころがけ3つ

1.同じ東アジアの中華圏の人々の間では、親戚からの援助は当たり前のこと

まず日本人が見習うべきは中国人たちの価値観・考え方です。

人口14億人に到達しそうな中国人社会では、そもそも銀行に対して信用というものがからきしありません。当然ながら銀行も、一般市民に創業融資などを貸し出すつもりもさらさらなく、銀行は大企業や国営企業のために存在しているようなものなのです。

しかし中国は、「14億総個人商店」のような国。ベンチャー精神が強く、起業しない人間は一人前ではないという価値観があります。

根っからの起業家魂といえば、アメリカのシリコンバレーなどに特徴づけられがちですが、これは日本人の大きな勘違い。実際にはシリコンバレーのIT起業家などアメリカ総人口の1%にも満たないのですから。一方中国は、たとえ底辺労働者を務めているものであれ、いつかは起業することを夢見ています。

当然、彼らもある程度は生活を切り詰めて「貯金」しますが、多くの中国人は親戚からお金を借りまくります。

まず「銀行から借りれないがために親戚からお金を借りる」のと、「親戚はとことん利用しまくる」という価値観を彼らは生まれながらにして持っているからなんです。

また中国人社会では、親戚側も積極的に他の親戚にお金を貸します。親戚としては、何も「高金利で後から利子を求めるから」お金をバンバン貸すのではなく、お金を貸すことで将来的に何らかのリターンが返ってくるのを望んでいるのです。

例えば日本に最も多くの華僑を輩出している福建省の人々を例にとっても分かります。ある親戚の子が日本へ留学する際に、供託金やら何やらで300万円必要になったとしましょう。その際、親戚たちは小口で10万円ずつその子に渡し、見事日本留学を実現させるというわけです。

当然ながら親戚の子を思う「血のつながった親ごころ、情けごころ」も影響していますが、何よりも日本留学によって築き上げた「日本国内での販路」「人的ネットワーク」に対して、親戚一同は期待しているのです。このように、「目に見えない」「プライスレスの」リターンを求めて、言い換えれば「長期的な視座から見た利益」を目論んで、親戚たちは他の親戚にどんどん投資するということになります。

2.かつての日本でも親戚間の融通は当たり前だった

話を日本人社会に戻すと、日本人達は親戚からお金をせがむことをご法度としがちです。特に中国人みたいに、もはや血のつながりすらないほどの遠すぎる縁戚にまでお金を借りに行くというのは、現代の尺度から見るとありえない価値観ですね。

ところがどっこい、日本でもかつては、中国人顔負けの「親戚間のお金の貸し借り」が存在していました。結局、「血縁」を重視する価値観というのは、東アジア周辺では当然のことだったのです。

ところが戦後、家族の定義は大きく変わりました。

「家族=血縁に基づく大家族」から「家族=会社組織」に変貌してしまったのです。サラリーマンたちは会社のために午前様で労働を行い、自宅は寝るためだけに用意されたような存在になります。ここに「核家族」という寂しい仕組みができあがるのです。

これは戦後の高度経済成長などで犠牲になってしまった大きな要素です。核家族化というのは、「家族=会社組織」という枠組みの上では必要なものだからです。

現在でも、都会の集合団地などでは、隣近所との交流などほぼ無いのが実情です。要するに、核家族とは「会社組織の労働者のための、ただの箱」に過ぎないのです。

これまで家父長制に基づく大家族だった「血縁集団」が、今ではバラバラの核家族になり殺風景な団地や新興住宅に押し込まれている。ゆえに親戚はいつしか「あかの他人」になってしまったというわけです。

今では日本国内で起きる殺人事件の50%以上が、親族間で発生しています。これは世界的にみても、そしてアジア諸国内でも日本だけのことです。

とにかく中国をはじめとした中華圏の国々では、今でも家族・親戚をとにかく大事にします。これは戦前までの日本史2000年の歴史の中においても、実は普遍的な価値観でした。それが、わずか70年そこらの時代で変容してしまっただけのこと。

この真実に気づいている人からしてみれば、「血縁同士で互いに助け合うエコシステム」を利用することは、そうそう後ろめたいことではないはずです。

3.土下座ができるかどうか。日本人は頼めば折れる

「俺、遠い親戚の家をめぐってお金借りに行ってくるよ」

こんなことをご両親に話せば、激おこプンプン丸になることは必至です。場合によっては勘当モノかもしれません。

「この子は一体何を考えてるんだ!この大馬鹿者が!」

しかし親がこのように解釈するのも無理はありません。核家族化で親戚たちは、三々五々にバラバラになってしまったわけですから、今ではもはや葬式の時くらいしか会うことはない存在なのです。

そして葬式の後、食事をしながら遺産のぶんどり合いで喧嘩闘争がはじまってしまいます。何とも悲しい世の中になってしまいました。これが我々日本人が生きている現実なのです。

話はズレましたが、親たちの忠告を無視して親戚の家に行って土下座をした場合、親戚はどのような顔をするでしょうか?

おそらく、相当びっくりされるかと思います。

今の日本社会の常識では考えられない行動なのでしょう。ところがあまりの驚愕ぶりに言葉を失い、その場で「お前になんか貸してやるか!」などの暴言が吐けないのも事実。

実際に、日本人は冷たいとはいえ頼まれたら断れない体質があります。

例えばヒッチハイク。日本人が高速乗り場などでヒッチハイクをする光景などまずありえませんが、実際にヒッチハイクをお願いすれば、嫌々ながらもタダで乗車させてくれるはずです。

要は日本は遠慮社会なので、そういった図々しいことをしようとしないだけなんです。

一方、図々しさ丸出しの中華圏の社会では、ヒッチハイクなどお手の物。しかし中国などではそもそもタダで乗せるというボランティア精神、無私の愛という精神が存在しませんので、「いいよ、乗せてあげる。で、いくら?」と切り返されるのが常。

そう考えれば日本社会は本当に温かく、優しい社会だと思いませんか?

話を親戚からの貸与に戻すと、結局は、もう何十年も会ってこなかった親戚のぼっちゃんがお金を借りに来たことに驚いた当人は、その話を真摯に聞いて、とりあえず小口でもお金を貸す段取りになることが多い。

もちろん親戚とは信頼関係に基づいていますから、不要不急の遊びのためにお金を借りるのはご法度です。ただしビジネスとして真面目に行いたいのであれば、その意思を真摯に伝えれば、日本人の親戚たちは話に乗ってくれるのです。

「遠慮してほとんど会わない親戚」からお金を借りることは、このように「踏み出す勇気」さえあれば難なく実現できるのです。

 

まとめ

先ほどにも触れましたように、今では遠い親戚と顔を合わせるのはお葬式の時くらいです。それも、あまり知らない親戚だと血がつながっていようが関係がギクシャクしてしまうもの。

何ともむなしく切ない世の中になってしまいましたが、裏を返せば「親戚のところにお金を借りに行く」という行動によって、もう一生会うこともない親戚たちと「再びよりを戻せる」という大きなきっかけにもなりうるのです。

むしろお金を貸した親戚側としては、貸した以上は頻繁にコンタクトをしてきます。100万円、500万円を貸したまま「はい、さいなら♪」など、常人の考え方ではまずありえないことです。絶対にこれからも、絡んでくるものです。

そうすれば、例えばお正月やお盆に、大家族で再び会い始める機会が生まれるかもしれない。かつて大家族が季節の節目節目で一同に集まっていた時代は、親族間での殺戮(さつりく)など、まずありえない超常現象でした。UFOが見える確率と変わらない話だったのです。

それが今は親族間殺人が殺人事件全体の50%を超える世の中。

むやみやたらにお金を親戚から借りろとはいいませんが、あなたの勇気が「夢に見たビジネスの実現」に結びつき、同時に「親戚との絆の深まり」にもつながるならば、親戚との貸借関係は本当に素晴らしい行為であるはずです。

とにかく、ファイナンス手法のひとつの切り札として、親戚間貸借というキーワードは頭に入れておいてくださいね。

 

 

 

 

 

 

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