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老害社会日本を生きぬく〜その対処法と知恵4つ

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日本はすでに高齢者中心の社会に突入しています。

2015年段階で、高齢者の数は3384万人。全人口に占める割合は、何と26.7%です。

つい最近まで20%前後だったのが急激に伸びていますね。そして高齢者率30%も、もはや目前まで迫ってきています。

高齢化が進む最大の理由は、やはり出生率。要するに生む子供の数が多ければ多いほど、高齢者比率は下がるからです。

あわせてアンチエイジングの発達で、高齢者が高齢者でなくなってしまったこともひとつの要因。これは老害化・老人暴走の大きな要因でもありますが、本来であれば70歳くらいの高齢者が、アンチエイジング技術のおかげで60歳くらいに見える。

そもそも最近の60代というのは「まだまだ現役」という意識が強く、皆お若いですよね。この分だと、若い世代の雇用や立ち位置はますます奪われていくばかり...。

今回は老害社会化する日本の現状を憂い、そんな中でも何とか生き抜いていく術について考えていきたいと思います。

 

老害社会化がもたらす欠点

まず老害社会になれば経済は停滞します。

即ち「新しいものを生み出す力」がなくなってしまうのです。

名うての大企業の役員は、皆50代後半以上で、数多くの顧問や相談役がのさばっています。相談役などに至ってはもはや70代以上が当たり前。

しかし、大企業の社長や専務でさえ、そういった古株の相談役や名誉会長、最高顧問といった立ち位置の老人たちに歯向かうことができません。大企業の意思決定はまさに「老害」に委ねられているのです。

ただし老害とはいえ、非常に優秀なご老人も居ます。要は老人全てが悪なのではありません。

松下幸之助や本田宗一郎が、高齢者になってもバリバリに頭が回転したのをみるにつけ、やはり年齢で人を判断するのはよくないもの。

ところが彼ら「頭の良い高齢者」と、そうでない老害たちとには大きな違いがあります。皆さん、何だと思われますか?

そう、「謙虚さ」です。

人間は一般的に年を重ねれば重ねるほど、謙虚さが失われていくものです。要するに失敗を認めたがりません。

また脳みそが保守化してゆきます。確かに数多くの失敗例や経験則を持てば持つほど、人間は新しいことへの挑戦欲が薄れていくものです。あーでもないこーでもないと文句を役員室で言っているうちに、ベンチャー企業や外資に産業そのものを持っていかれるなんてことは日常茶飯事。

これからの世の中は不確実性であるにも関わらず、頭の凝り固まった老害たちは「自身の権力」「威圧感」「儒教的道徳観」をもとに、歯向かうものをそぎ落とします。

大企業だけではありません。例えば町内会レベルで見ても、結局は地域の80代のご高齢者が牛耳っている場合が多い。少しでも地元の若衆がおかしなイベントをしようものなら、袋叩きにする。

話は少しずれますが、ファミレスにとって最も迷惑な客は、老害お爺さんだそうです。彼らは大声で騒ぎ立てながらも何時間もドリンクバーひとつで居座る。すこしでも注意したら「お前のところの社長と俺は知り合いだ」「何様だと思ってるんだ!」とどなる。

もはや世も末かもしれませんね。

老害社会がもたらす欠点。それは、社会の随所随所で「老害による、組織や秩序の凝り固まり」がもたらされるところにあるのではないでしょうか。

老害たちと真面目に向き合い、老害社会を生きぬく!4つの方法

さて、どんなに転んでも日本は高齢者率30%をもうすぐ更新します。

老害社会に目をつむって生きていくことは不可能です。

今の時代、テレビを見る青年・壮年層は本当に激減しました。今ではテレビの視聴者の多くは、パソコンやスマホがいじれない高齢者ばかり。高齢者にあわせて、テレビの内容も非常にゆるくくだらないものばかりになりました。

また、日本人が世界中に有する総資産1400兆円のうち、その半分以上を65歳以上の高齢者が保有しています。日本の銀行預金残高に限って言えば、その60%以上が高齢者の手中にあるといわれている程。

このことからも、高齢化社会に喧嘩を売ることはできません。かといって、オレオレ詐欺に走るのは罪です。

本章では、老害社会を生きぬくコツについて、4つの角度から紹介していきます。

1.老害にははっきりと意見を言う

日本は上下関係の厳しい儒教精神の社会です。特に戦後、軍隊バリの体育会やサラリーマン企業組織が出来上がってからというもの、年が上なだけで無条件に偉いという風土が醸成されてきました。

これを逆手に取って、老害たちは自分より年下の人間たちに、とにかく偉そうに振る舞います。先のレストランの例でもそうですが、自分たちを怒らせたらどうなるか、思い知れ!と言わんばかりです。

彼らは基本的に偉ぶり、偉そうな態度を取ってきます。したがって、老害と対面するこちら側としても、はっきりと自分の意見を言いましょう。

ただし言い方はそれなりに丁寧に。丁寧かつ論理的にまくし立てれば、確実に老害は負けます。その時老害は権力を使って叩き潰す可能性もありますが、とにかく老害たちにはガツンと言わなければ何も動かないのです。

彼らは、日本人の若者が年長者に何も言わない文化の中にあることを十二分に分かった上で、偉そうな態度をとっているのです。怖がらず、しっかり対峙(たいじ)していきましょう。

2.基本的に無視する

1.のように、「はっきり言わなければこちら側の形勢が不利になる」場合はとことん舌戦をたたかわせるべきですが、基本的には老害の「のさばり」や「喧嘩ごしの態度」には目をつむったほうが吉と出ます。

彼らはとにかく「金」を持っています。だからこそオレオレ詐欺や振り込め詐欺という悪質な手口で狙われるのですが、仮に年下の者が老害に口論なり激論で喧嘩を売った場合、彼らは「起訴」に踏み出す可能性もある。

とにかく暇と時間と金を持て余している老害たちは、自分たちがいつまでも仕事をしている、輝いているという演出をしたいがために裁判沙汰を起こす事も考えられるのです。

だから、「はっきり言うべきこと」を言う場合でも、基本的な限度を決めておきましょう。その度を超えてしまえば無駄な裁判抗争に巻き込まれるだけです。

「笑顔で流す」「無視をする」。めんどうくさいことはこれに限ります。

3.老害に見つからないように、事をすすめる

例えば、20代の若者が「鉄スクラップビジネス」や「食肉加工ビジネス」に手を出せばどうなるしょうか?同じく、銀行を作ってみたり鉄鋼会社、石油会社を作ってみたり。

なぜ世界中の若手富豪たち(=IT長者たち)は、このような旧態依然とした産業に足を突っ込まないのか?

これは彼らが老害の怖さ・恐ろしさを骨身にしみるほど理解しているからに他なりません。

既に形のできた事業・ビジネスの世界においては、老害が頂点となる構造が出来上がっています。自治会や高校・大学の卒業生組織、会社OB会、商店街、何とか協同組合、盆踊り連盟(笑)などなど...。

とにかく、自治会でも商店街でも、そのボスには一番年上のオジジが選ばれることが多く、彼の采配で邪魔者を全て淘汰(とうた)するのです。

だから、優秀で世の中のことに精通した若手事業家たちは、最初から「できあがった世界」に突入しません。すれば袋叩きにあうのが目に見えているからです。

老害たちにとっての最大の脅威は、「自分より優秀な人間」が目の前に現われることだからです。

ただし彼ら老害たちがほぼ100%関与してこない分野があります。それが「インターネットやIT」の世界。

このような、老害たちの目にさらされない分野から事業を行うことが、大規模ビジネスであれ地域社会レベルの協議会であれ極めて重要な手法なのです。

4.老害の中にも良い人がいること、良い考え方をする人がいることを素直に認める

最後は老害との妥協(笑)のようで申し訳ありませんが、実は一番重要です。

先ほど申しましたように、松下幸之助や本田宗一郎のような、80歳を超えてもとても聡明な経営者もこの世にはたくさんいます。

とにかく謙虚で、自分の過ちを素直に認められる高齢者たち。年をとっても向学心が高く、若い人からも色々なことを吸収しようとするご老人たち。

こういった方も、全体のうちでは少数ですがいらっしゃいます。

お年寄りのほうが、はるかに今の若い世代よりも激動の時代を生き抜いてきたわけですから、彼らから学ぶべきこともたくさんある。良識あるお年寄りの場合は判断力も高く、彼らの口酸っぱい言葉に対して「耳を傾ける」のも重要です。それもまた若者に必要な謙虚さかもしれません。

まずは皆さんの千里眼で、その高齢者が「老害なのか、素晴らしいお年寄りなのか」を判断できるようになってください。そこでふるいにかけた上で、対策を練ってみることが重要ですよ。

まとめ

高齢化社会はますます進行してまいります。もはや誰にも止めることができない。

長寿命化は素晴らしいことですが、出生率の伸び悩みは本当に切ないこと。

しかしある程度は「老害社会」であることを受け入れた上で、この世という「憂き世」を生き抜いていく必要があります。

大丈夫、老害社会と若者社会は、必ず併存できます。即ち、老害と時には対峙し、時には寄り添うことで、十分切り抜けられるのです。

今回提示した手法を使いつつも、みなさんなりに良い方法を練り出して、老害社会に大きな風穴を開けていってくださいね。

 

 

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