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貧乏な国ほど炭水化物食ばかりの理由と現実

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貧しい国ほど平均寿命が短いのは、いつの時代でも同じです。

寿命の短さの最大の要因はやはり「食生活」。もちろん先進国では「不摂生な食事スタイル」ゆえに早死リスクが高まるケースも多々ありますが、貧しい国であればあるほど「栄養不足」が早死の原因となってきます。

貧乏な国の人々の食生活を見てみると、そのほとんどが「炭水化物で占められている」ことが多いのです。

なぜ炭水化物ばかり貧しい国では食べられるのか?その理由と現実について、今回は見ていきたいと思います。

ベトナムの小学校では肥満が問題に

ベトナムといえば、伝統衣装である「アオザイ」を身にまとった美女で有名な国。

ところが最近ではアオザイが消滅の危機にあると言われています。

ベトナム現地の日本人向けニュースサイトでは、衝撃の事実が赤裸々に報告されています。

 ホーチミン市栄養センターの調査によると、同市に居住する児童の肥満や過体重の割合が急増している。具体的な割合は、◇5歳未満の児童:21.9%、◇小学生:51.8%、◇中学生:33.5%、◇高校生:19.5%。男女別に見ると、男子の48.9%、女子の33.8%が肥満か過体重だという。

引用元:http://www.viet-jo.com/news/social/151224115440.html

ベトナムはつい最近まで一人あたりのGDPが年間10万円以下の「貧困国」のひとつでした。人々の月収は、今でも田舎にいくと1万円以下はザラ。

ホーチミンはベトナム最大の都市にして経済の中心地でもありますが、格差はどんどん広がっています。要するに、お金持ちたちが酒池肉林の栄養素の高い「お肉や魚、野菜」を食べるせいで、もともと生産量の少ないベトナムでは、必然的に貧困層が「炭水化物食」に依存せざるを得ない状況が続いているのです。

また食の西洋化も要因のひとつとして挙げられます。西洋化とはいえ、お肉や魚料理が増えるのではなく、パンや麺類の食事が増えることで「炭水化物量」が増し、子どもが肥満化していくのです。

現在、日本の青年海外協力隊やNGOなどが、ベトナムの給食改革に尽力しています。彼ら彼女らが現地の給食センターと組んで、「栄養バランスのとれた献立づくり」にまい進しているのです。

しかし、月収1万円以下の貧しい国で、小学生の肥満率が50%を超えるというのは何とも皮肉な話です。栄養が足りなければ足りないほど太ってしまうのは、悲しいかなこの世の中の現実なのでしょう。

インド人がベジタリアンなのに太っている理由

インドは人口12億人の国で、経済発展著しい国。10年〜20年後には日本のGDPも抜いて、世界第三位の国に引き上がる可能性が高まっています。

それでも昔ながらの身分制度であるカースト制度はこの国には色濃く残っており、経済格差は非常に激しい。まだまだ1日1ドル(=100円)以下で暮らす人々が何億人も居る国です。要するに一部の富裕層がGDPを押し上げているにすぎないのが現状。

もともとインド人はベジタリアン(菜食主義者)が多く、大豆で作った唐揚げなど、中国の普茶料理にも似た「造形料理」をよく食べています。

にも関わらず彼らには太っちょが多い。

この理由も同じく「食べるべき栄養素(=タンパク質)が足りてない」からに他なりません。

ベジタリアンの人々は日常的に大豆のカレー(=ダールカレー)を食べていますが、そもそも大豆の種類があまりよくないのです。

栄養素の高い大豆、すなわちタンパク質の高い大豆は貧乏なインド人の間ではあまり食べられておらず、むしろ「ほぼ炭水化物の固まり」といえる豆ばかりを食しているのが現状。

カレーは小麦粉=炭水化物で出来ており、このことからもインドの貧困層は「カレー+お米+ほぼ炭水化物の豆」という、「炭水化物のミルフィーユ」を毎日食べていることになる。

当然ながら栄養素的には危機的です。

この国の人々は男性はもとより、女性も太い人が多く、民族衣装のサリーををまとえるのは若いうちだけ。おばちゃんたちはほとんどが肥満体質です。もともと基礎代謝が少ないことも理由ですが、やはり必要なタンパク質が取れないのが最大の要因といえるでしょう。

実は日本でも貧困層は炭水化物中心の食生活

日本の貧困層も、節約のために炭水化物ばかり食べているのが現状です。

空腹を満たすためには、コンビニでチーズやオカズを買うよりも「おにぎり・惣菜パン」を買ったほうが安上がりです。コンビニのチキンを3つ買えば600円。一方おにぎりやパンならば100円〜150円で事足ります。

また貧困層に特有なのが、値段が高いにも関わらず「ラーメン」が好きなこと。特にとんこつラーメンは、炭水化物のスープに、麺という炭水化物の塊で成り立つものですから、非常に栄養価が悪い。

もちろん食道楽として召し上がるのは問題ありませんが、コンビニおにぎりとラーメン、さらにはパスタといった具合に、貧困層は炭水化物中心の生活が多いのです。

サラダをひとつ食生活に添えるだけでも大きく変わってくるものの、やはり日本の不景気が影響してか、そうせざるを得ない人々が多いのが現状なのかもしれません。

 

まとめ

今回は紹介しきれませんでしたが、発展途上国の国々では概して炭水化物中心の食生活が為されています。

確かに日本でも、地震などで避難生活を強いられる場合は、避難所で提供されるのは「おにぎり」など炭水化物ばかり。

しかしこれらはある種の「非常時の非常食」です。日常的にはやはり、三大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質)を良い具合に摂り続けなければなりません。

先進国の貧困世帯においても炭水化物が多いのも憂慮すべき点です。アメリカでは言わずもがなファーストフードなどが中心であり、フランスでも貧乏人は固いパンばかりかじっています。

健康のためには、まずは食生活の改善が必要です。食べものがあることに感謝しながらも、やはり栄養のある食事スタイルを自分なりに確立しなければなりませんね。

 

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