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本当に信頼できるリフォーム業者の見極め方【保存版】

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リフォーム市場がとてつもなく活気に満ち溢れています。

現在の日本全国の年間リフォーム総額は約8兆円。凄まじい金額ですね。

リフォームは、戸建ての中古住宅の改装が中心でしたが、最近では古びた団地のリフォームも人気を博しています。
また、昨今何かと危険視されている「来たるべく南海トラフ大地震」に備えた耐震診断でも、「耐震工事のついでにリフォームも!」みたいな形で案内されることも多いです。耐震診断の詳細については、前回記事で取り上げた、筆者の耐震診断体験記も合わせて御覧ください。

しかし問題は、リフォーム業者たちのうさんくささ。こればかりはどんなに時代が変わろうとも昔から同じことです。

そこで今回は、リフォーム業者の選び方をずばり!端的にご教授したいと思います。

なお、ネット上にはあれやこれやと「リフォーム業者の選び方」について書いた上で、最後に自分のリフォーム会社を紹介するページが多い。というか、それしかないですね(笑)

本記事では、リフォーム業者の本質的な見極め方を中心に解説いたします。決して1社だけの宣伝などいたしませんよ。

リフォーム業者の大半は、年商1億円以下の地場工務店

先述の通り、リフォーム市場の年間総額は全国で8兆円程度と言われています。

そのうち東京・大阪の合計額が1兆円〜1兆5000億円と言われています。やはり都市部のほうが人口も多く、また「資産」もあるので高額リフォームが可能なのかもしれません。

しかし、例えば大阪府であれば、筆者が存じている限り「リフォーム業者で最も稼いでいる会社」で年商30億程度なんです。

ということは、仮に大阪だけのリフォーム市場が年間5000億円とすると(東京・大阪合計額1兆円の半分と仮定)、大阪で最大手のリフォーム業者でさえ、大阪全体のリフォーム市場に占める割合は「1%未満」ということになります。

このことからも分かるように、リフォーム業者は「超小規模業者が乱立・林立」して成立しているのです。
リフォーム業界は地場色がとても強い。その地場というのも、「○○市の何とか地区の△丁目」くらいにまで細分化されている。

リフォームを行う戸建ての家は、それなりに古いところが多いでしょうから顧客も高齢者層が中心となる。となればやはり、ネットもそれほど使えないでしょうから「近所の知り合いの工務店」を使うのかもしれません。

地場の工務店の存在価値というのは、ある意味「近所の内科医さん」に似ているところがある。すなわち、これだけネット社会で病院の口コミもネット上に書かれる時代であるにも関わらず、やはりお医者さん情報は近所の口コミから仕入れたいものです。

ですので、リフォーム業者というのは、地域密着型の近所のお医者さんに似た立ち位置ということができます。

いずれにせよそのような、超小規模の「年商1億円以下」の工務店が、日本のリフォーム市場を構成していることが理解できます。

リフォーム業者の選別のコツは「工事内容」で決める

新築やリフォーム業界というのは、間にいろいろな業者が入ることが多い。

当然、中間業者の数が多ければ多いほど、彼らの手数料が増えますので、工事代金は高くなります。

中間業者に頼まず、直球でその会社にリフォームしてもらうには、どうしたらいいか?

それが「やってもらいたい工事内容のできるリフォーム業者に、直球で頼む」という手法になります。以下で詳しく見て行きます。

耐震工事は、近所のリフォーム屋の能力だけでは出来ない

最近流行りの耐震診断、耐震工事は、表向きはどのような工務店でも引き受けることが可能です。

ただしそもそも耐震診断とは「木造住宅」に行われるもの。木造専門で、長い間その道で頑張ってきた業者、あるいは木造設計を熟知している専門家にしかできないのです。

単純に「部屋の壁の塗装」しかしていないような、どこにでもいるリフォーム屋さんの力では到底及ばないことが分かるかと思います。

この場合、耐震関係ができるのは、木造建築・木造工事のプロ中のプロである「宮大工」さん系か、木造設計を中心に手掛ける一級建築士となります。

仮に近所の「塗装系リフォーム業者」にお願いしたら、その業者の人脈の無さ次第では中間業者が1社のみならず、2,3,4社挟む可能性も無きにしもあらずです。

耐震工事業者を見つけるためには、近所の自治体の建築審査部門に行って紹介を受けるのがベストです。また、耐震専門の業者さんをご存知でしたら、その人達に直接お願いするようにしましょう。

鉄筋関連のリフォームも、その道の専門家の力が必要

鉄筋構造の建物は、一軒家やアパート、マンションやビルによってリフォーム内容が大きく異なってきます。

ただの壁の貼り替え工事や塗装程度でしたら普通のリフォーム業者でも構いませんが、骨組みの構造ともなると一級建築士でその道に詳しい人の力が必要になります。

この場合は、専門家の数も少ないので、上記の自治体による紹介制度などを利用するのがベターです。繰り返しになりますが、リフォーム業者の多くはうさんくさいもの。できもしないのにできますよ!と答え、他の業者に発注するケースが非常に多いです。

市役所の選び方が完全なものかどうかについては保証をしかねますが、「地元の評判」が落ちることだけは何としてでも回避しようとするのが「地場業者」の心ですので、自分でむやみやたらにネット上で調べるよりかはベターな手段といえるでしょう。

外壁工事、水回り、床、畳など、それぞれに専門あり

近所の工務店が「何を得意としているのか?」について、よくよく学んでおく必要があります。畳専門業者が、床下のリフォームを「はじめてだけどやってみる」などというケースは、かなり不安がつきまといます。工務店それぞれの強みを知って、その強みのみをリフォーム時に発揮してもらう。これが最善の業者の選び方といえるでしょう。

 

結局、重要なのは「工事内容」によってどの業者に頼むべきかが変わるということです。特に自宅の「骨格」や「外壁」工事に関しては、専門家の知見が不可欠ですので、むやみやたらに近所の工務店にお願いするのは、よしたほうが無難です。

 

中古住宅を新品同様にリフォームしたい場合(=リノベーションしたい場合)

上述の考え方では「リフォーム箇所が1箇所程度ならば」その道を得意とする業者に頼むべきということになります。

一方で、あれもこれも、中古住宅そのものをキレイさっぱり抜本的にリフォームしたい場合は(=この場合はリノベーションといいます。ちょこっとだけの改修がリフォーム、全体を抜本的に改修するのがリノベーションです)、全体マネジメントのできる業者に頼むべきです。

その際は、少々お金はお高く付きますが、大和ハウスや積水ハウス、住友不動産あたりの大手住宅メーカーのリフォーム部門が最善といえます。

大和ハウスや積水ハウスなどは、自身ではリノベーション工事を行うことはしません。提携している下請け先の工務店に実施させるのが一般的です。しかしながら、大手住宅メーカーというのは軒並み上場企業であり「、透明性」が極めて求められることから、悪さする工務店を選ぶわけにはいかない。

また、仮に工事内容が悪かった場合は「企業ブランド(=メンツ)」を維持するために、工事のやり直しをせざるを得ないのです。

実は最近まで、大手住宅メーカーはリフォーム・リノベーションについては「自社が作った戸建て」以外には手を触れなかったそうです。今後は他社が建造した住宅にも積極的にリフォームを施すといいます。

いずれにせよ、「安心が担保される」リフォーム・リノベーション業者を選ぶべきです。大手は中小工務店に比べたら少々値は張りますが、トラブルが遭った際の対応面でいえば大手のほうが文句を聞いてくれる可能性が高いからです(ただし契約書は大手であれしっかり目を通しましょう。これは住宅リフォームを行う上では基本中の基本です)。

まとめ

リフォーム業者の選び方について長々と語ってきましたが、結局重要なのは以下の3点です。

1.専門的なリフォーム工事はその道のプロに頼む

2.全体改修(=リノベーション)は大手にお願いする

3.1・2いずれの場合も相見積を取る

3.については基本中の基本ですが、できれば相見積を取る業者は「3社以上」が望ましいです。
くれぐれも工務店の言いなりになって、他社比較なしにリフォームをお願いするのだけはおやめくださいね。

玉石混交のリフォーム業界。笑顔の営業マンが実は悪さをする業者だったり、訪問販売に来る業者が意外にも真っ当な業者だったり、「何が真実で何が嘘か」がわかりにくい業界ではあります。

いずれにせよ1〜3の方法を取りつつ、「できる限りの安値で」「安心が担保される」リフォームを行いたいところですね。

 

 

 

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